- 2020/08/21
カーワックスは、素人の方でも手軽に利用できるメンテナンスアイテムです。
ヤシ成分の天然の蝋を主成分としているものが多く、車のボディの塗装表面に塗り広げることで撥水効果が発揮されます。
また、蝋の成分の働きにより、ボディ表面の艶を保ち、塗装の劣化を防いでくれます。
ただし、持続効果はカーコーティングに比べて圧倒的に短く、成分も雨で流れ、時間とともに剥がれていくため、頻繁に塗り替えなくてはなりません。
固形タイプなら1~2ヶ月に一度、半練りタイプなら1ヶ月に1回程度、スプレータイプの場合は2週間に1度程度は塗り直しが必要です。
これに対してカーコーティングはボディの塗装の上に硬いコーティング層を施すため、耐久性や持続性が高いのが魅力です。
汚れはもちろん、小石のはねなどのキズからも守りやすくなります。
カーコーティングにもいくつか種類があり、機能や耐久性は少しずつ異なります。
ガラスコーティングの場合、強固なガラス被膜を形成してボディを保護するとともに、新車のような輝きと深いツヤがもたらされるのが特徴です。
撥水性、親水性、滑水性などの種類によっても違いがありますが、基本的にはメンテナンスが楽で、簡単な汚れなら雨や水洗いで落とせます。
コーティング剤のグレードにもよりますが、3年〜5年の耐用年数があり、長期間にわたり愛車を保護できます。
ポリマーコーティングはフッ素やシリコンを含む溶液を表面に塗る方法で、撥水性や耐候性、耐熱性にも優れているのが特徴です。
耐久性は半年~1年とガラスコーティングに比べて短く、メンテナンスも必要ですが、比較的リーズナブルな価格で施工できるのがメリットです。